目の健康

プシュッと風が出る検査

眼科での検査で、機械に顔を乗せ、プシュっと風を目に当てる検査があります。「苦手!」という方もいらっしゃいますが、あれは眼圧(目のかたさ)を測定しているのです。

空気を目の表面に吹き付けるとわずかに角膜がへこんで元に戻ります。眼圧が低いと元に戻るまでに時間がかかり、眼圧が高いと早く元の形に戻ります。その速さから眼圧を割り出しているのです。緑内障などの病気の発見や、薬の副作用で眼圧が上がっていないかなど、医師が診断する上でとても重要な検査です。
時間帯や季節によっても変動しやすい数値なので、基本的には毎回測ります。

検査が怖いという方のために、コツを書いておきます。検査の時は、なるべく力を抜いて、大きく目を開いて下さい。力が入ると眼圧が高く測定されてしまいますし、まぶたやまつ毛がかかっていると測り直しの回数が多くなってしまいます。
検査をするスタッフも、患者さんが負担に感じないよう、台の高さを調節したり、声かけを行ったりしますので、気構えせず眼圧検査を受けて下さいね。

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